営業職へ転職

【転職したい教員必見】教員から営業へ転職するべき人の3つの特徴

転職をしたい若手教員
転職をしたい若手教員
教員からの転職で営業職ってあり?営業職ってブラックなイメージがある…。もし営業に転職するならどんなところがいいのかな?

今回はこんな悩みに答えます。
この記事を読めば、以下のことが分かります。

○教員から営業へ転職した方がいい理由3つ
○営業職がブラックと言われる5つの理由
○ホワイトな営業職を見抜く5つのポイント

<教員時代>
・高校体育の非常勤講師(16コマ/週)
・毎日12時間勤務(7:30~19:30強制)
・放課後と土日は部活指導強制
・残業時間は160時間/月

<転職後>
・一般企業の営業職
・毎日9時間勤務(8:30~17:30)
・土日祝は全て休み
・残業時間は20時間以内

こんな僕が説明します。

その1:教員から営業へ転職した方がいい理由3つ

まずは僕が「この人は営業に転職した方がいいな…」と思う人の特徴を紹介していきます。

①お客さんとの対人の仕事だから

営業は、お客さんに商品のことを紹介し、買ってもらうという「対人」の仕事です。また、教員も生徒に授業をしたり、生徒の親と関わり続ける必要がある「対人」の仕事です。そのため、教員の時にすでに、対人の仕事を経験をしていることから、営業として早くから活躍できる可能性が高いです。
また、営業がお客さんに商品を買ってもらうためには、紹介する商品がどんな商品かを知ってもらい、理解をしてもらう必要があります。すなわち、お客さんに授業をしているわけです。今この記事を読んでいるあなたは、今まで教員として、子ども相手に授業をしてきたと思います。その経験が、他の職以上に営業で活かすことができます。

②求人の母数が多いから

営業は、会社の売り上げを上げるためには必要不可欠な存在です。また、営業職は人手不足になりやすいので、求人を出す企業が多いことから、求人の母数が多いです。そのため、営業を募集している求人にエントリーをすれば、転職活動では不利と言われている教員が内定をもらえる確率は他の職種と比べて高くなります。

③次の転職をしやすいから

今は、転職を繰り返すことが当たり前の世の中です。よりレベルの高い仕事をするため、より良い待遇を受けるため、リモート中心の働き方に変えるため、など様々な理由で転職をする人がいます。そんな転職の市場において、営業の経験があると転職活動の時に有利になる傾向があると言われています。これは、営業=会社の売り上げを上げるために試行錯誤をしてきたという印象が、そうさせているのではないかと考えられています。

その2:営業職がブラックと言われる理由5つ

次に、営業職がブラックと言われる理由を紹介していきます。

①離職率が高い

営業の離職率は、確かに他の職種と比べて高いです。しかし、それ以上に「営業の離職率が高い」という話が一人歩きすることで、営業はどこも等しくブラックであるという印象が着いてしまってるように感じます。営業もその種類によって、離職率は大きく変わるので「営業=全てブラック」という考えは間違いです。

②きついノルマ

営業には、会社の売り上げをより上げるために「一人あたり月間○万円」というノルマが存在します。このノルマが本当に適切なものであれば問題ないのですが、ブラック企業の場合は無茶苦茶なノルマが設定されていることがあります。そして、そのノルマが達成できないと上司に詰められる、なんてことも。しかし、会社によってノルマのキツさは大きく異なります。また、ノルマ自体がない会社もあります。ノルマの詳細は、面接の時に聞くことができますので、一度聞いてみてください。

③飛び込み営業

営業の手法でありがちで、かつ営業に嫌な印象を与えている原因の一つが、飛び込み営業です。お客さんに連絡を一切取らず、いきなり訪問をして、簡単に自己紹介をした後に、商品を紹介して買ってもらう。それが飛び込み営業です。この手法は、断られることがほとんどで、かつメンタルのやられやすく、効率が悪いのですが、未だに取り入れている会社は一定数あります。そして、営業=飛び込み営業という印象がついているため、ブラックに思われやすいです。

④テレアポ営業

飛び込み営業と同じく、営業手法にありがちなのが、テレアポ営業です。リストと呼ばれる大量の電話番号が書かれた表に沿って、数百件単位で電話をかけていき、お客さんとアポイント(会う約束)を取る。その後、お客さんに商品の紹介をしていくんですが、基本的にテレアポの時点で、飛び込み営業と同じく、大多数が断られます。また、かなりお客さんに嫌がられ、罵声を浴びせられることもあります。そのため、テレアポ営業によって、営業はブラックに思われやすいです。

⑤休暇が取りにくい

営業は、社外のお客さんと関わる仕事なので、土日祝に商談が入ったりして、どうしても休暇が取りにくい職場もあります。ですが、個人レベルのスケジュール調整であったり、会社レベルで休日を社外に通知していたりと、対策をとっている会社もあります。全ての会社が休暇を取りにくいというわけではありませんので、安心してください。

いずれにしても、営業職がブラックというのは、他の人の話を聞いての思い込みであったり、営業の悪い部分のみが見えているだけかもしれません。僕が勤めている企業のようにホワイトなところもあるので、あまり怖がりすぎないようにしてくださいね。

その3:ホワイトな営業職を見抜くポイント5つ

続いて、営業職の中でもホワイトなところを見抜くポイントを5つ紹介していきます。特に1つ目と5つ目の特徴を意識すれば、よりホワイトなところに入れる確率が上がりますので、見てみてください。

①既存顧客メインの営業を選ぶ

営業には、新規顧客がメインの営業と、既存顧客がメインの営業の2種類があります。そして、既存顧客メインの場合、すでに自社を信用している会社に対して、新商品の商品の提案をしたり、逆に提案をしなくとも、同じ商品を何度も繰り返し注文してもらえたりするので、ストレスがあまりかかることなく働くことができます。

②ルート営業を選ぶ

ルート営業とは、定期的に既存のしかもすでに会社から決められたお客さんを訪問して、御用聞きをする営業手法です。基本的にこちらから積極的に営業をすることはほとんどありません。休日もきちんと取れますし、残業することもほとんどありません。

③メーカーの営業を選ぶ

営業には、メーカーの営業と商社の営業の2種類があります。メーカーは自社の商品を売る営業で、商社の営業は自社の商品は持たずに他社の商品を売る営業です。そしてどちらかというとメーカーの営業の方が楽です。なぜなら、商社の営業は、複数の会社の商品を覚える必要があるため、覚える必要がある知識の量がメーカーの営業の何倍もあるからです。そのため、メーカーか商社かでどちらがいいか分からない場合は、メーカーを選ぶといいでしょう。

④商材のシェア率を見る

シェア率とは、特定の市場全体において、自社の商品やサービスが占める割合のことです。この割合が高いほど、お客さんの方から「この商品をください!」と来てくれるので収益を上げやすくなったり、会社が安定したりします。そして、営業もあまりする必要がなく、仕事が楽です。なので、求人に掲載されているシェア率は注目すべきポイントです。

⑤転職エージェントに紹介してもらう

なぜ、転職エージェント?と思うかもしれませんが、これには明確な理由があります。転職エージェントから紹介してもらえる企業というのは、転職エージェントが「紹介をしても大丈夫」と判断をした求人です。ここでブラック企業を紹介してしまうと、サービスの信用を落とすことになるので、結果的にホワイト企業の求人を紹介してもらえることになります。また、転職エージェントに紹介してもらった企業であれば、条件面などもエージェントが交渉してもらえるので、より安心することができます。ちなみに、僕が今勤めている企業も、転職エージェントから紹介してもらった企業です。

もう一度、5つのポイントをまとめます。

①既存顧客メインの営業を選ぶ
②ルート営業を選ぶ
③メーカーの営業を選ぶ
④商材のシェア率を見る
⑤転生エージェントに紹介してもらう

転職サイトで求人を見る時は、この5つのポイントを確認するようにしてくださいね。

まとめ:対人が得意な人は営業がオススメ

この記事を読んで、

転職をしたい若手教員
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教員からの転職で営業職ってあり?営業職ってブラックなイメージがある…。もし営業に転職するならどんなところがいいのかな?

という悩みが解消できたと思います。

教員と営業、この2つの仕事は対人の仕事という面で似ている部分があります。
営業は全てがブラックではなく、僕が転職して今勤めている企業のようにホワイトなところもあります。なので、もしこの記事を読んで営業職が気になった人は、営業の求人を一度調べてみてください。

ABOUT ME
わいけい
国立大学教育学部卒▶︎公立高校体育科の非常勤講師▶︎激務に追われ過ぎて1年目で転職を決意▶︎現在は、ホワイト企業に転職し、営業職として勤務中。「若手教員がホワイト企業に転職する方法」を発信しています。SNSのフォローはお気軽に。