「毎日残業が多くてつらい…」
「持ち帰りで、家でも仕事しなきゃ…」
「もう早く転職をしたい!」
「でも、教員1年目で転職をして、いいことはあるの?」
こんにちは、教員1年目で教員から転職をした
わいけい(@WaiKei_tensyoku)です。
今回は転職をしようかどうか迷っている若手教員の方に向けて、僕が実際に1年目で転職をして良かったと感じたことを4つ紹介していきます。
○教員1年目で転職をしてよかったと感じた4つのこと
正直、僕自身も転職活動を始めるまでは、
「本当に教員から転職して幸せになれるの?」
と思っていました。
しかし、実際に1年目で教員から転職をしたことで、
「1年目で早めに転職をして良かった!」
と思っています。
ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
<教員時代>
・高校体育の非常勤講師(16コマ/週)
・毎日12時間勤務(7:30~19:30強制)
・放課後と土日は部活指導強制
・残業時間は160時間/月
<転職後>
・一般企業の営業職
・毎日9時間勤務(8:30~17:30)
・土日祝は全て休み
・残業時間は20時間以内
教員1年目で転職をしてよかったと感じた4つのこと
その1:やりたいことが増えた
1つ目は「やりたいことが増えたこと」です。
教員の時の多忙すぎる1日と比べ、転職してからは1日の中に余裕が出てきたので、「あれやってみたい!」「これしてみたい!」ということが増えてきました。
①生活に余裕がなかった教員時代
教員の時は、そもそも生活リズムに余裕がありませんでした。
朝早くに起きて、職場で12時間近く働いて、夜遅くに帰って。帰ってからも授業準備をして、真夜中に寝る、そしてまた朝早く起きて…。そういう生活の繰り返しで、いわゆる、1日のほとんどが仕事で埋め尽くされている状態です。そのため、仕事以外に趣味などのやりたいことを考える暇もなく、もしそういうことが見つかったとしても、時間も体力も余裕がありませんでした。
②余裕が出来てきた転職後
一転、転職してからは、一気に余裕ができました。
朝起きる時間は遅くなり、職場で8時間働いた後は定時ですぐ帰れる。帰ってからは自由な時間を過ごし、日が回る前には寝る。そういう生活に変わったため、仕事以外の時間で余裕がある状態になりました。そうすると、自然と自由にできる時間を使ってやりたいことが湧き出てくるようになりました。今は、トレーニングをしたり、資格の勉強をしたり、ブログを書いたりと、教員の時には余裕がなくてできなかったことを、できています。
教員時代と転職後の1日の違いはこちらでも読めます。
若くて体力があるうちに、1日のほとんどを仕事に費やすのではなく、自分がやりたいことをできる状態に出来たのが、個人的に良かったと思っています。
その2:睡眠時間が確保できるようになった
2つ目は「睡眠時間が確保できるようになったこと」です。
翌日の準備が終わるまで寝られなかった教員の時と比べ、転職してからは仕事の持ち帰りもなかったため、睡眠時間を確保できるようになりました。
①毎日が睡眠不足だった教員時代
教員の時は、とにかく睡眠不足でした。
朝起きる時間は毎日5:30で固定されていたのですが、退勤時間が遅かったことや、前日の夜は次の日の授業準備が終わるまで寝られなかったことから、就寝時間が深夜の3:00を回ることも多々ありました。そのため、睡眠時間が2~4 時間程度になり、ほぼ毎日寝不足でボーっとしながら仕事をしていました。今思えば、なぜ当時その睡眠時間で仕事ができていたのかが不思議なくらいです。
②十分に寝られる転職後
転職をしてからは、睡眠時間の確保が容易になりました。
転職先の企業は、教員の時よりも出勤時間が1時間程度遅く、また基本的に定時で帰ることができます。また、家に帰って仕事をする必要もないため、就寝時間は0:30頃でほぼ固定です。そのため、睡眠時間を毎日6時間程度は確保できています。睡眠時間を確保できていることで、今は仕事への集中具合が教員の時と比べて段違いになっています。
その3:休日の予定を立てやすくなった
3つ目は「休日の予定を立てやすくなったこと」です。
休日出勤が当たり前だった教員の時と比べて、休日が確実に休みである転職後は、休日の予定の立てやすさが格段に上がりました。
①部活指導で出勤していた教員時代
教員の時は、休日も部活指導で出勤していました。
今思えば、非常勤講師だったので部活指導に行く必要はなかったんですが、当時は先輩教員の「新人は経験を積むべき」なんて理由で、休日も部活指導で出勤していました。また、そのせいで本来はできたはずの、授業のストックもできなかったため、日中は部活指導→帰ってから授業準備、という流れが出来上がっていました。そのため、仮に学生時代の友人から遊びの誘いがあったとしても、全て断らざるを得ませんでした。これがかなりきつかったです。
②予定を入れ放題な転職後
転職をしてからは、予定を組み放題です。
転職先の企業は、カレンダー通りの休日かつ、長期休暇もあります。そして、持ち帰りの仕事ももちろんありません。そのため、休日は1日をフルに使えるので、予定を入れ放題の状態になりました。そのため、教員時代に断り続けていた友人からの誘いには全て参加し、飲みや遠出、旅行などで休日を謳歌しています。
比較的自由が利きやすいこの若い時期に、年中仕事に追われ続ける状態から脱却できたことから、転職をして良かったと思います。
その4:心身ともに壊れずに済んだ
4つ目は、「心身ともに壊れずに済んだこと」です。
休職の一歩手前までいった教員の時と比べ、転職後は体調を崩すことが一切なく健康でいられてます。
①休職一歩手前だった教員時代
教員の時は、年度の途中で休職をしかけました。
ストレスからくる体調不良で、一度完全に動けなくなったことがあり、人生で初めての救急搬送を経験しました。また、その他にも細かな体調不良もあり、何度も休職を考えるほどでした。1年働くだけでそのような状態になったことで、「自分はこのまま働き続けると数年後に壊れてしまうのではないか?」と感じ、転職をしました。
②転職をして、なんとか復調
転職をして、環境がガラッと変わり、また職場の人間関係にも恵まれたことが功を奏し、教員時代と比べて体調が復調しました。自分の近しい人にも「教員の時と比べて顔が明るくなった」と言われることが多くあり、そのことからも復調を実感しました。
仕事よりも自分の体調を優先し、早めに転職をしたことで、自分の心も体も壊れずに済んだので、このことからも転職をして良かったと思いました。
まとめ
今回は、僕が実際に教員1年目で転職をして良かったことを紹介しました。
今、仕事が辛くて、職場での人間関係が辛くて、残業が多すぎて、という若手教員の方は、とりあえず転職活動をやってみるのがオススメです。
とりあえずやってみて、もしやっぱり教員を続けたいというのであれば、それでもいいんです。やめたいのに自分から動こうとしないのが一番もったいないです。
もし、「転職活動を何から始めたらいいかわからない…」という場合は、下の記事で、教員からの転職活動の始め方を実体験込みでまとめていますので、一度確認してみてください。